元々、私自身が疑り深いこともあるのだけれども・・・
想定外の騙され方をした事はない。
ただ、違和感を一瞬でも感じた人は結局後日その違和感が正解だったことを思い知らされるんだよな。
ちょっと前に、本職の方の親分じゃないかと思っていた方がよくうちの店に来ていた。
金払いがいどころか良すぎて、なんか怖かったんだよな。
翌日飲みに行こうと言われて、散々連絡したけれども着信拒否を受けたりとおやっと思う違和感が何度かあった。
ただうちの店なんかどう金を使っても、5千円位しか使えないのに、毎回万券でお釣りはいらないとするし、チップを渡そうとしてくる。
高齢者なのにやりすぎていて、純粋に善意とは思えなかったのだよな。
違和感というか、そんな使い方しなくてもちゃんと接するのに、バランタインの30年とかくれちゃうお客さんだった。
何も考えていないん食店経営者ならありがとうありがとうで後でトラブルかもしれないが、私はちゃんと営業するのが将来の店のためだと思っていた。
結構、店に入り込もうとする人は多く、みな何らかの利権みたいのを味わってきているんだろうね。
こんな小さな赤字の店でもそれがあるし・・・・
そうしたら、先日の話なんだけども、高齢の母が営業している時にこの方が久しぶりに来た。
ある時から私がそういうなあなあを受け取らなかったためか、来なくなっていたのだよな。
私としてはほっとしたのと、売り上げが立たないのとで半々の気分だったけれども。
そうしたら母の時にちゃんとお釣りを受け取るようになっていたので、なんかあったのかなと感じていた。
そして店が終わった後に違う店に母を連れて飲みに行った時の事。
なにやら、前回その店で支払いで揉めたというのだ。
そんなに金払いがよくてばら撒いていた人が支払いで揉めるってどういうことだろうか?
なのでやはり、本職の方で焦れてきたのか資金が尽きてきたかのどれかなんじゃないかと思えたのだ。
やはり違和感って当たるよなあ・・・・
恐れるべきものに対して臆病であることは決して悪ではない。
親父がよく本職の人だけとは縁を持つなと言っていたのを再度思い出す。
あの方々は人間で畜産業をやっている。
何十年と付き合っても、その縁を換金しようとするのだ。
友人の社長が、30年付き合った反射の方に二束三文の山を2000万円で買わされたように。
どんなに可愛い育てた牛や豚も、畜産業をやっていれば出荷して換金しなければならない日がやってくる。
それを人間でやっているのが本職の方々だ。
ちょっと前に秋葉原で刺殺されたコンセプトカフェの本職の方も、出所後いきなり自分が協力した店の経営者の店に入り込み、金を要求して借金背負わせて8000万奪って刺殺されたしな。
結局、お店とかで恩を受けたとはいえ、この店長は換金されてしまったけれども、畜産側の反社の方も出荷した家畜に咬まれた状況なんだけれども。
過剰な善意は危ないよな。
そして違和感や自分を出荷しようとしている人かどうかは注意深く見なければならない。
そんなことを思わされた。
他で金銭トラブルと聞いて、私の違和感もあながち捨てたもんじゃないなと思わされた。