強い人間とは、決して準備を怠らず、成し遂げ、後始末をおろそかにしない。つまり「間に合う」ということだ。
桜井章一
言わずと知れた雀鬼である。
牌の音という麻雀教室を開いていたかと思われる。
20年間無敗というのは凄まじいが、実証はできていない。
ただ、格闘家ホイスグレイシーと懇意にしているようで、勝負師同士通じるものがあるのだろう。
個人的には本当なのではないかと思っている。
一度テレビか何かで積み込みを見せてくれたが、見事な腕だった。
チャンスの窓が開いているうちに撃てとはよく聞く話。
昔金持ち父さんの本にもそう書いてあった。
チャンスだと分かっていても・・・
その時に行動に移せるだけの資本、行動がなければ・・・・・
チャンスを手にできない。
つまり・・・・
いつチャンスが来てもいいように弾込めをし狙いをつけている状態でいなければならない。
チャンスが来てからチャンスだとあわてていては、チャンスと言う名の獲物はとっくにどこかに行ってしまっている。
だから・・・
いつチャンスと言う獲物が来てもいいように備えておけと金持ち父さんにはあったがそれと同様のことなんだろう。
間に合わないと言うことは・・・
それ以前の選択で過ちがあったということ。
ある意味・・・
間に合っていない以上、過ちに気付けるチャンスなのかもしれないが・・・・
ただ・・・
チャンスをチャンスと認識するためには・・・
何が自分にとってのチャンスかを認識していなければならない。
個人的にはそれが目標であり、目的だと思うんだが・・・
流れ星が流れる間に3回願い事を唱えると叶うと言うのは・・・
その一瞬の間に自分の目標を3回も言えるくらい強く願っている事なら・・・
熱意が行動に転じ、達成できるということ。
間に合わないのは対象が早いのではなく・・・
自分が遅いのだ。
個人的に思うが、スピードと言うのはそれこそ時間の節約であり、人間に起きる結果の差が最も出るところだと思っている。
見まわしてみるといい。
総じて優秀な人間はすべてが早い。
逆に遅いと言われたり思われたりするようでは・・・・
大成はしないのではないだろうか。
速さについて考えるとき・・・
いつも織田信長と武田信玄の結果の違いを思わされる。
前者は正確で速かった。
後者はより正確だけれども遅かった。
結果は前者は上洛に間に合ったけれども、後者は間に合っていない。
ひそかに・・・
スピードこそが最も重要とか思っていたりする。
よくよく考えれば・・・・
80%でGOじゃないと・・・
変化についていけない・・・・・
100%になってから動いた場合、変化があったらまたやり直しだ・・・・
だから・・・
変化の余地を残しておかないとならないのではないかと思える・・・