「博奕」は生き残りをもって善となす。天晴れだ。 森巣 博
作家、ギャンブラー
ギャンブル系の小説を多々記載しているらしい。
まさにその通りだ。
競馬でもなんでもそうだが資金がショートしないこと。
これさえ守っていれば負けない。
そして・・・
為替の空売りでイングランド銀行を潰した男ジョージソロス氏の言葉を思い出す。
私の実践的スキルを要約せよ、と求められたなら、ただひとこと「サバイバル」と答えるだろう。まず生き残れ。儲けるのはそれからだ。 ジョージソロス
そういうことなのだ。
まずはギャンブルにおける最重要課題は生き残ること。
麻雀格言にもある。
死ぬ敵を狙えと。
逆にいえば、生き残れとも言える。
これだけ多くの分野で実力者が同じことを言っているのだとしたら・・・
多分真理なんだろう。
ギャンブルの必勝法の第一ステップは生き残ること。
そしてそれに対する執着だ。
そもそも・・・
ギャンブラーは皆それを求めているのではないだろうか?
擬似的な生存。
以前にも記載したが・・・・
私は傭兵という人種の気持ちがわかる。
彼らは仕事で嫌々それを行っているわけではない。
今日も生き残ったと言う充足を求めて傭兵をしているのだ。
死と隣接しないと生きている喜びを味わえない人種なのだろう。
ギャンブラーはそこまでではないが・・・
労働と言う時間の対価。
つまり時間=命の細切れであるわけで。
その命の細切れを賭けての奪い合い。
まさに擬似的なサバイバルだ。
そうギャンブラーは生き残りたがり屋なのだ。
だから・・・
ギャンブラーの目的は生き残ること。
それ以外にあるだろうか。
そんなことを思わされる。
いずれにせよ・・・・
生き残っていさえすればチャンスはあるし・・・・・
生き残れているという事は成長をしているということだ・・・
セルフマネジメントもきっちり行っているだろうし・・・・・
生き残りがすべてかもしれないと私も思う・・・・