さて、4月以降の時短営業が終了してからの飲食店営業をどうしようかずっと考えている。
目先の物としてここが安定しないと、次に進めるわけでもない。
会社の仕事の方はパチンコメーカー時代のやり方でギブと正確性の提供とプラスアルファの提案と不退転の決意を行動で示しているおかげで、段々と代理店さんが増えてきて、傲慢な言い方をすれば社外部下が増えてきて、私の代理営業の数が増えたおかげで電話対応しているだけで受注していけるという営業として最強の状態に近づきつつある。
会社からは理解を得られていないが、営業の完成形は営業しないでも売れる事。
私一人で課になり部になれば、代理営業の報酬を若干支払うだけでいいので完全歩合の社員を部下として大量に抱えているようなもの。
そうすればDMを送ったりしないでも勝手に営業先の情報を得られ、勝手に結果が出せる。
完全歩合の社員などこのご時勢雇えないが、私を雇用しているだけでそれができるのだから、分かっているのであればもう少し私を厚遇してもいいと思うんだけれどもね。
健康や家族と同じで失わないと気づかないから離職率が高いのといい人が辞めちゃうんだろうけれども・・・
なので会社の仕事よりも自分の仕事に尽力できつつあるので・・・
ここはこんな小さな飲食店としても経営者として学習し、黒字化しノウハウを手にしなければならない・・・
大きかろうが小さかろうが、組織の運営や経営って同じだと思うんだよな。
原理原則は変わらないし、逆に言えば小さな組織で経営ができれば大きくしても根本が分かっていれば可能という事
元々は潰す予定の店を、新規で飲食店を作ろうとしたら1000万円くらいかかる・・・
それを時間というコストだけで学べるのなら若干赤字でも割に合うのではないかと始めてみたら・・・
やはり人間なんでもやってみるべきで、行動の対価は経験と可能性が与えられる。
飲食店にリピーターが来るときの楽しみも知ったし、人の管理の難しさや、考えるという行動を恒常的にするようになるのも良い。
また、たまたまコロナ対策の政府の補助が厚く、普通の人なら絶対にやらないところをやったら経験を長期間得られるような延命も助けてもらえることになった。
でもって、どんなに弱小だろうが経営者は経営者だろうということでちょっと前にリンクを貼った日本の社長というサイトの社長インタビューを見ている。
規模の大小はあれ、経営者という立場は同じ。
きっと学ぶものがあるだろうと見ていると、取材なのでいい事しか言わないだろうけれども嘘ばかりもつくわけではないなと思ってみているが、考え方が刺激になり、色々発想が浮かぶというか・・・
連環で繋がっており、思考が広がる。
そういった情報の収集も含めて学ぶことをやめてしまうと、思考する料理の材料もなくなるため、発想がなくなったり堂々巡りの思考になったりするんだよな・・
そう考えると、自分と同じポジションで結果を出している方の考え方等を学ぶようにしないと止まってしまうんだろうな・・・
ここで編集部のおススメ記事を読んでいると稲盛和夫氏のエピソードとか面白い。
この言葉なんかも真実なんじゃないかと思うのだ。
商いの極意は、お客様から信用されることだと言われている。もちろん、信用は商売の基本だが、さらに信用の上に「徳」が求められ、お客様から尊敬されるという次元がある。尊敬まで達する、お客様との絶対的な関係を築くこと、それこそが真の商いではないだろうか。
常に原理原則に基づいて判断し、行動しなければならない。原理原則に基づくということは、人間社会の道徳、倫理といわれるものを基準として、人間として正しいものを正しいままに貫いていこうということだ。人間としての道理に基づいた判断であれば、時間や空間を超えて、どのような状況においても受け入れられる。
まあ言葉を見る限り、やはりトップの人間性は社員や客から応援しようとかクリーンさを求められるものでないとならない。
でもってエピソードとして面白かったのは・・・
稲森和夫氏が起業時に資金集めをしていた時の京都の配電メーカー宮木電機製作所の西枝専務という人物の奥さんの話
西枝は、「支援するとなったら、とことん面倒をみる」といって、銀行借り入れの際、自宅を抵当に入れた。この時、西枝は妻に「この家を取られるかも知れんぞ」と断ると、「男が男に惚れたのですから、私はかまいませんよ」と返されたという。
これ言える奥さんを持った人物も凄いなと思うけれども・・・・
まあ、そんなわけで考え方に触れていると、やはり正解は近江商人の三方良しなんだよな。
オールウィン以外にうまくいく方法は正攻法ではないと思える。
そう考えた時に、自分の飲食店においてどうすれば支持を得られるか?
客が応援したくなり、スタッフが応援したくなり、潰れない店にできるか?
利他の先の結果として利益がある。
何が利他になるかだよな・・・
粋さが必要だと思うのと、私の近隣は定食層が多く、高齢者の店舗が多い。
会社員をしながら、企業のルールや情報を得ているから他の高齢者との可能な差別化・・・
それが何か?
で考えたんだけれども、サブスクのワインかウィスキー、焼酎、日本酒を取ろうかなと・・・
自分の代わりにプロが選択してくれるし・・・・
毎回違うちょっといい酒という体験ができれば、他の店とも差別化になるし、金曜日と土曜日にサブスクで購入したお酒をサービスで毎週出す等をしていれば客にも還元になるし、スタッフも楽しみにしてくれるんじゃないだろうか。
等と考えている。
コストも多分2種類で毎月10Kくらい・・・
ランニングコストとしては大きいかもしれないが、いずれにしても何もしなければ赤字。
他の近隣の飲食店にサブスクで購入した毎回違うお酒をサービスで出すなんて発想は高齢者だからまずない。
そもそも、サービスという概念が抜け落ちている可能性すらある。
だからこそ、サービスという概念と粋さ、快を全面に出して差別化を図りたいと思うのだ。
かといって4月以降にいきなり黒字になるとも思えないけれども・・・
少しづつ応援してくれるお客さんも増えてきたので・・・
クチコミで客質が上がって行ってくれるかもしれないなとは思っている。
まあ地元客を捕まえなければならないんだけれども・・・
スタッフが新規の客が来た時に店のためにどうにかしてリピーターになって欲しいと思うようなやり方をしないと駄目だよな。