リスクをヘッジすること・・・
ちょっとバタバタしており、更新が遅れました。
それなのに多数の方に来ていただき、本当にありがたいです。
さて・・・
I氏の狂気の100万円消失・・・
本当に絶句です。
彼はもう・・・
大勝ちするか破滅するかしか手段は残されていないのではないかと思います。
個人的には大勝ちしてほしいのですが・・・・
それでETFでも買ってほしい。
と話が逸れました。
今日は・・・
ギャンブルの話ではなく・・・・
最近、私の中でマイブームであるリスクの話をしたいと思います。
さて、このブームの火付け役は・・・
私の友人の母でした。
その一言が私の目から鱗を落とさせました。
私はリスク管理がなっていない・・・・
そう自覚させるのに十分な内容・・・
それは・・・・
3週間ほど前の話でした。
その日、私は友人達と鎌倉のハイキングコースを歩き、好物である抹茶を楽しもうという企画を練りました。
そして、帰りに旨い鰻を食すというなかなか贅沢な遊び。
小旅行と言っても過言ではありません。
後日、別の友人にこの話をしたら・・・・
「にーとも小旅行できる時代になったんだな。画期的な世の中だ。」
とのお言葉を頂戴いたしました。
さて・・・そんな中、ハイキングに向かった私達だったのですが・・・
私と友人が合流するなり・・・
友人が一言
「ハイキングに行くといったら、母親がこんなこと言っていた。」
ポツリと漏らした。
その台詞は私を震撼たらしめ、己の危機管理能力に疑問を投げかけた。
そう、我々はハイキングという行為に対して、あまりに軽装とも言える格好でハイキングを甘く見ていたのかもしれない。
その一言はその場にいた全員を凍りつかせるに十分な内容だった。
それは・・・
蛇が出たらどうするの?
(どうもしない・・・)
という恐怖に満ちた台詞だったのだ。
我々は一瞬にして、己達の認識の甘さに気付かされた。
そう、蛇が出たら・・・
どうするのか?
我々はその対処法も武器となる装備もしていなかった。
もしかしたら・・・・
あの青い二股に分かれた舌で足をチロチロ舐められてしまうかもしれない。
もしかしたら・・・
その細長い胴体で足首ににょろにょろと巻き付かれてしまうかもしれない。
そんなことが現実のものになれば・・・・
我々は恐怖のあまりパニックになるだろう。
そしてパニックのあまり崖へ転落することも考えられる・・・・
恐怖の感情に支配された我々は不合理的な行動をとってしまい・・・・
お互いがお互いに足を引っ張り合って枕を並べて討ち死にの可能性も十二分に考えられる・・・・
危険だっ!!
私達はあまりに平和慣れした生活に危機意識が低下しきっていたのだ。
その一言で目が覚めた我々はありとあらゆるリスクに気を配る必要に迫られたのだっ!!
もしかしたら・・・・
いきなり倒木に押し潰されるかもしれない。
もしかしたら・・・
いきなり地割れに飲み込まれるかもしれない。
もしかしたら・・・
虎が野に放たれており、襲われるかもしれない。
もしかしたら・・・
私がその上に乗った瞬間・・・
マンホールの蓋がその深遠の闇に飲み込まれるかもしれない。
もしかしたら・・・・
看板が降ってくるかもしれない。
もしかしたら・・・・
晴天の霹靂で雷に打たれてしまうかもしれない・・・・
どれ一つとっても・・・
可能性は0ではない。
おそろしい・・・
世の中はなんと危険に満ち溢れているのだ。
我々は様々なリスクを指摘しあうことで、それを現実のものとしないための予防をした。
しかし・・・
我々の想像以上に危機はたくさん偏在しているのだ。
そして、我々は気付いた。
では、どこならば安全なのかと。
そして、友人の母が信じるある安全神話が生まれた。
それは・・・
お家の中は安全であると。
地球が丸いといったことと同様に、前提にお家の中は安全であるという真理が存在するのだ。
例え、地震が起きようが空襲があろうが・・・
他の家はいざ知らず、自宅だけは安全なのだ。
そこに疑いの余地を持ってはいけない。
まさにゲームで言う無敵地帯なのだ。
ここであれば、どんなリスクをも我々の生命を脅かすことはできない。
泥棒でさえも、強盗でさえも、自宅にいれば我々に手を出すことはできないのだ。
そうか、そうだったんだ。
自宅にいる限り、我々はいかなるリスクからも守られる。
が、お外は危険が一杯だ。
みなさんも気をつけてほしい。
お家の外を一歩でも出れば・・・
そこはリスクだらけの無法地帯。
しかし、お家にいれば、絶対の安全が約束される。
明日、外出する時は・・・・
是非、蛇が出たらどうするのか対処法を考えてから外出してほしい。
そうしなければ、取り返しのつかないことになるかもしれない。
明日、蛇がでたら・・・
みなさんはどうされますか?