オケラ屋の怪人

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さて、これは前々から考えていた事ではあったんだけれども・・・・ 今回の父の通夜で絶対にやろうと決めたのだ。 私は、社会人競馬サー...
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博打生活のラストデーがやってきた。

明日から、私はずっと真っ当な社会人でしたという顔をシレっとして通勤電車に飲み込まれる。

疲れた表情をしたスーツを身に纏った人たちに囲まれて・・・

私もだんだんと無気力な表情をするようになるのだろう。

本日は競馬での起死回生にかけたが・・・

残念ながら破滅・・・

納得はしている。

なので、最後の博打とばかりに先に借金をしてスロットを打ちに行った。

やはり無理してPCを購入したのが効いている・・・

だが、逆説的に言えば、無理をしなければPCを手にできなかった。

最後のギャンブラー生活。

400日という期間をどう捉えるかだが・・・

珍しく感傷的な気分にさせられた。

今日だけは本気で負けたくない・・・

最後はきっちり締めよう・・・

その決意でホールを回った。

最初に足を止めたのは・・・

銭形のR後730Gハマリ・・・

こいつには大分お世話になったな・・・

だが・・・

ノボナならいざ知らず、ボーナス後の730Gは微妙だ・・・

私は絶対に勝ちたかったため・・・

打たなかった。

そして、別のホールを見ると・・・

鬼浜の700Gハマリ・・・

私は椅子に腰を下ろし、床に鞄を置く。

最後だな・・・

これからも間違いなくスロットを打つが、博打で生活してきた立場最後のスロット。

財布から1K札を取り出して・・・・

右上のサンドに突っ込んだ。

カタカタとメダルを計測する音とともに、コインが50枚落ちてくる。

私は早速打ち始めた。

そして・・・

投資11KでB

さあ・・・

ここで50%以上連荘する・・・

最後くらい・・・

魅せてくれっ!!

で打つも・・・

最初のカットビゾーンでそこのバイク止まりなさい。

100G付近で入ったカットビも115Gくらいで白バイにつかまる。

駄目か・・・

私はうなだれた。

しかし、私は知っている根拠が完全に0になるまではきっちり追うべきだと。

私は無駄だと思いながらも・・・・

128Gまできっちり追うことにした。

すると・・・

バイク音なしの第三停止時カットビゾーンから・・・

3Gで対決でB

そのまま128G抜け・・・

投資11K

回収11.5K

+0.5K

で稼動を終了した。

ラストは劇的な締めくくりにしたかったが・・・

私の目的は勝って終了することなので、これでよしとする。

さて・・・

タイトルだが・・・

実はホールに、一人怪人がいるのだ・・・

ホールは人によってはオケラにされる場所、オケラ屋だ。

なので・・・

私は彼をオケラ屋の怪人と呼んでいるのだが・・・

怪人とは呼んで字の如く怪しい人だ。

辞書を引くと、正体不明の不思議な人物とある。

実は、この怪人、私のホームにしているホールの従業員のようなのだが・・・

非常に不可解なのだ。

彼を最初に知ったのは・・・

今から6年前・・・

当時学生だった私は、現在ホームにしているホールの近くのコンビニでバイトをしていた。

深夜のバイトだったので、その人物が客としてきた時に、その姿の異常性が私の脳にその人物を刻み込んだ。

いつも深夜の2時に現れるのだが・・・

年齢は50歳くらいの背の高いがっしりとした男性だ。

其の人物は・・・

女性用の豹柄のスパッツを履き、女物のサンダルを履き・・・

口に紅を引いて、現れるのである。

明らかに男性であると分かる女装をしたその人物はいつも深夜2時くらいに現れるのだ。

私は正直気味が悪かった。

だが、コンビニの客であると認識して、何事もなく過ごしていたのだが・・・

それから2年後に、彼との邂逅があった。

それが現在私のホームにしている店の前身で、嘘設定やストック飛ばしなどによる信用低下が原因で客が飛んだため、現在の店に改装した。

そこで彼が働いている。

働いている?

そう、見た目は従業員なのだが・・・

その仕事ぶりも不可解なのだ。

その時から、現在までずっと彼だけがそこで働いている・・・

そして、その時からずっと仕事が変わっていない。

彼はただ・・・

店の外に水を延々と撒いているだけなのだ。

掃除をするわけでも、一般的なホールの仕事をしているわけでもない。

季節にかかわらず、ずっと水を撒いたりしているだけで、古い自転車に乗り、彼のおそらく住居としているところとホールを往復しているだけ・・・

しかも、ホールには彼しか入れない階段がある部屋が存在している・・・

私はそこに扉が存在したのを知ったのは彼が壁だと思っていたところからいきなり現れて、鍵を閉めたからだ。

おまけに・・・

彼の住居は私の自宅からホールに行く道沿いにあるので・・・

たまたま彼が出入りするのを見かけたのが原因で知ったのだが・・・

ここも不可思議の塊だ。

彼は自宅に鍵もかけず、扉を開けっ放しにしたままでいるのだ。

だから、道を歩いていると嫌でも彼の住居の中が目に入る。

これも・・・・

奇妙極まりない。

まず・・・

明け放した玄関から覗くと・・・

寿司屋が出前に使うような桶が逆さにされていて・・・

その下に学校の給食鍋と思われるほどの大きな鉄製の鍋が置かれている。

そして、床と机はトイレットペーパーを丸めたようなもので埋め尽くされており・・・

人間が住んでいる空間とは思えない。

さらに、その桶や鍋のまわりにはのこぎりだったり、何かの仏像のようなものがどれも、逆さに置かれているのだ・・・

私は、それを通る度に見かけているので、もう慣れてしまったが・・・

はじめて見る人間は薄気味悪さを感じるだろう・・・

さらに・・・

開け放した玄関には白いペンキのようなものがぶちまけられている。

あれは鳥のフンのようでもあり・・・

ペンキにも見える・・・

あれは一体なんなのだろう・・・

そして彼は一体何者なんだろうか・・・・

さらに言えば、彼が従業員や客と口を利いている姿を見たことがない。

一言もしゃべらないようなのだ・・・

私は彼をひそかにオケラ屋の怪人と呼んでいる。

結局、私の疑問は解かれることのないまま・・・

明日から会社だ。

前から奇妙に思っていたが、なんだが、触れてはいけないことのような気がして、彼のことは触れないようにしてきたが・・・

博打生活最後の日なので記載してみた・・・

世の中は想像以上に奇妙なことが多い・・・

ただ・・・・

こちらも後日談がある・・・・

実はこのホールとこれから8年後くらいに取引をすることになった・・・・

そこでこの方の話を聞いてみたのだ・・・・

すると・・・

どうも社長か何かの縁戚で・・・・

変人すぎて仕事が見つからなかったため、縁故採用で雇っていたとのこと・・・

ただの変人だったという何とも言えない結末だったのだが・・・

女装の話とかは知らなかったようだ・・・・

これも、当時は17年くらい前・・・・・

まだホールが元気だったころの話だ・・・・

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