行きたがる馬を前半はなだめすかして、勝負どころでの瞬発力くらべに備える。これが騎手の大きな仕事。 大川慶次郎

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行きたがる馬を前半はなだめすかして、勝負どころでの瞬発力くらべに備える。

これが騎手の大きな仕事。

そのために馬と騎手が喧嘩をしているようじゃ話にならないんですね

決められた距離や条件の中で、その馬の能力を最大に発揮して着順を争うのが競馬ですから、その馬も「持ち味をどの瞬間に最大限に出すか?」の勝負になります。

逆な云い方をすれば、負けた馬は「力点の置き方を間違えた」ことになる

だから大事なのは、いわゆる「折り合い」です

スタートからゴールまで能力を少しずつ小出しにしていっても勝てないことはわかっていますから、よほどの短距離でもない限り、ガンガン行ってそのまま余力で粘る方法を騎手は取りません 大川慶次郎

ご存じ競馬の神様と呼ばれた予想家。

予想家としては通算4度パーフェクト予想を達成した。

亡くなる直前に有馬記念でグラスワンダーの優勝を予想していたのを記憶に残っている。

上記は騎手についてのコメント。

だから騎手に一流とそうじゃない差が生まれるのだろう。

気性が悪い馬を乗せて折り合いをつかせると言えば・・・

ルメール騎手が突出して巧い記憶がある。

逆に・・・

引っかかるようでは仕事に失敗していると言えるのだろう。

上手い騎手が乗ると気性が悪い馬でもきれいに折り合いつけたりするしな・・・・・

僅かな差の積み重ねが、結果の差となるのだろう・・・・

位置取りもそうだし・・・・

上手い騎手はロスがない位置取りをしながら・・・・

進路を阻まれない絶妙な騎乗をする・・・・

それも含めて折り合いをつけるの事の巧さが必要なのだろう・・・・