結果としてレース展開には4つのパターンがある
これを覚えなさい
で、価値の高いレースをした後なのに人気薄、これが穴馬券の原因になります
僕は終わったレースの「価値」を、展開面から次の4つのパターンに分けて考えることにしているんだ
1=前半スローで上がりが速くなったレースでの逃げ切り
2=前半パイペースで逃げた馬がそのまま逃げ切った場合
3=前半がスローに流れたのに差し馬が勝った場合
4=前半がハイペースで上がりがかかった場合に差し馬が勝った場合
いうまでもなく、この中で価値が高いのは2と3だよね
ただ2と3を比べた場合に、「見た目の印象」から差し・追い込みの馬の方を、より贔屓目に見てしまうクセがあるのがファンや予想家の常なんだ
これは改めなければならない点で、「スローの追い込み馬は強い」と盲目的に思ってしまうのは危険で、次走で非常にテンが速くなってしまった場合、追い込んでも届かないケースがよくあるんだ
つまり、「スローペースで差し切ったのだから、ハイペースならさらに楽勝できる」と思わない方がいいんですよ
「展開の主役は先行馬・差し馬は脇役」ということだと僕は思うんですね 大川慶次郎
ご存じ競馬の神様と呼ばれた予想家。
予想家としては通算4度パーフェクト予想を達成した。
亡くなる直前に有馬記念でグラスワンダーの優勝を予想していたのを記憶に残っている。
我らが優秀な後輩のラップ分析を思わされる。
後輩のラップ分析はハイペースを粘った馬を評価することにある。
そして・・・
そのハイペースをラップタイムで算出しているのだ。
大川氏の別の言葉に、如何にバテないかが競馬の本質のような言葉があったが・・・・
バテないことが競走馬の能力であり・・・
心肺機能であるのだ。
そして・・・
それはラップタイムを分析することで算出できる。
だから、馬の能力の物差しとして一番正しいのはラップタイムなんだと、後輩の予想から教えられた。
他にもいろいろ教えられている。
馬は実力を常に発揮できないとか・・・・
オッズは結果に影響を与えるとか・・・
騎手の巧拙が重要とか・・・
ダートの方がより正解を算出しやすいとか・・・・
いずれにしても先行できる時点で・・・・
テンは良し・・・・
テン良し、ナカ良し、終い良しは最強で・・・・
ミホノルブルボンのようなもの・・・・
追い込み馬はテン良しにならないため、追い込みだったり差しだったりするわけだ・・・・
その時点で若干不利なのだろうなあ・・・・
ディープインパクトくらいバテない馬の場合は分からないけれども・・・・
大川慶次郎氏もデーター分析方法がなかったのと、高齢だったため、今ほどタイムの分析はできなかったのだろうけれども・・・・
それでもラップタイムについては注目していたという事を思わされる・・・・