普通に生きているとやはり人間である以上腹が立つということはそれなりにある。
以前に比べて、それほど怒る事もなくなってきたけれども。
そもそも怒るって基本無駄だ。
誰も得しないし、怒れば怒るほど、自分をつまらない人間に見せる行為になってしまう。
だから、最近相変わらずだなと苦笑するようなコメント見てもとくに怒りはわいてこなくなってきた。
まあ、良くも悪くも慣れたのもあるのと、基本的にアンチが本当のファンというのがよく理解できる
だから、SNSが荒れたくらいで自殺しちゃうような若い芸能人とかいるけれども、止めておけって思うものな。
それ、本当のファンだし、そういうファンが財産というか価値を産むんだから。
むしろ、パソコンのウィルスソフトを作るような会社が自らウィルスソフトを作って、それから守るソフトを売るように、アンチのファンは換金できると思うのだよな。
それに、ある意味それほどまでに自分を疑う事もせずに、正論と言わんばかりの立ち位置のコメント見ると、なんか若さを感じるようになってしまった。
若いな、みたいな。
多分、まだマトリョーシカの中の一番小さい世界で生きているんじゃないかみたいな。
そんな余談を書いてしまったが、それでも普通に生きていればイラっとすることはある。
私の場合は特に待たされることにいら立ちを覚える。
時間の価値認識は人によって違うので、仕方がないのだけれども、自分の時間を大切にしていない人間が、平気で私の前でもたもたして、私の時間を浪費させ、待たされたり、道をふさがれたりしている時に腹立ってしまうのだよな。
同じ価値観の時間で生きていなのだから、あなたの時間と同じ価値で私の時間を扱わないでくれと。
特に思うのが、コンビニとかで自動釣銭機なのに一枚、一枚小銭を数えて入れている人とか見ると苛立つ。
あなたが数えるより、機械が数えた方が早いし正確だよと。
だから、持っている小銭全部投入口に入れればいいじゃない。
そう思うんだけれども、何故かそういう発想がないんだよな、そういう方は。
1円玉14枚とかあったら10円になって戻ってくるのに。
まあ、そんな苛立ったりした時のアンガーマネジメントが重要で、怒りをコントロールするのは知性だと思うのだよな。
20代とか30代の前半の時は分かっていなかったため、感情的になりがちだったが、今はそれが何も得しない事を重々承知している。
そもそも、攻撃性や感情的な行動は男としての格を落とす。
雑魚に自らなってしまうような行為なので、すべきではない。
けれども感情は脳よりも脊髄で反応しているので、よく言われるのが3秒待つというのがある。
これは確かに冷静になるには重要だとは思うけれども、ただ待つのはストレスだ。
ひろゆき氏の場合のマネジメントは、苛立ったら腹が減っているなと思い、何を食べようかなと考える事らしい。
これもいいかなと思ったけれども、でも私には言うほど効果的じゃないなと思ったのだ。
ただ、先日ヤフーニュースを見て、これだと思ったアンガーマネジメントがあった。
それが腹が立ったら自分の状態を実況するという事。
書いてあった原文を引用させてもらうと・・・・
おおっと、今、N島は怒りを覚え始めました。
このままいくとこれは危険ですね。
何とか冷静になるきっかけを得てもらいたいところです。
さあ、どうでるN島
ああ、暴言を吐いて黙らせてやろうとか考えております、N島。
これはまずい
そのまま感情に任せて言ってしまうのか、さあどうでるんだN島
おお、なんとか思い留まったようです。
これはファインプレー
流石、ベテランの営業です。
こんな感じでやれば怒りを面白いに変換できるなと思ったのだ。
つまらない事を面白く。
多分なんだけれども、最近人間力というのを思わされるようになったが、能力は言うほど重要ではない。
選択の仕方、受け止め方、面白がり方、幸福になり方。
そう言った考え方こそが本質的な人間力だなと最近思うのだ。
他者に対して攻撃性があるうちはまだまだ人間力が足りていない。
それを恥ずべきと認識することも疑えないとできないし。
まあ、また寄り道してしまっているので、怒りを覚えたら実況
これを私のアンガーマネジメントにしたいと思えたのだ。