正しさの暴走・・・か

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ネットのSPAでもおっさんは2度死ぬで連載しているこの方だが、結構文章が好きで今でも見ている。

過去のテキストサイト全盛時代にNUMERIで頂点に立った方と言っても差支えはないだろう

雨の中、一人で帰る小学生を見た。 なぜか小学生はランドセルを背負いながら傘もささずに歩いていた。土砂降りの雨だ。頭の先からつま先までずぶ濡れである。何か理由でもあるのだろうかと少し...

この記事の正しさの暴走という話は何も小学生のクラスだけではなく、今の現代社会にでもよくあるなと思わされる。

この文章の一節にこんな文章があった、

往々にして「正しさ」は暴走するのだ。

なぜならそれは自身の中に正当性があるからだ。

人間はそこに正当性があると判断すると、あらゆる枷が外れるようにできている。

近世の魔女狩りもそうだし、現代における不謹慎狩りなんかこの正しさの暴走の最たるものではないかと思うのだ。

東日本大震災の時にパチンコを打ちに行った人が不謹慎だと不謹慎狩りに合っていた。

ただそこには別の正しさも存在しており、パチンコ店で労働している人の生活を奪うことは正しい事なのかという私は疑問を持っていた。

そしてバイトテロの糾弾も、確かに酷いし、糾弾する側に正義はあるが「許す」という概念がどんどん日本からなくなっている気がしている。

高校生なども過ちを犯して学んで成長していくのに、許さない事で家族ごと完全に潰すことはやりすぎなんじゃないかと思うのだ。

韓国の反日運動も感情でやっているとしか思えず、あれも彼らなりの正しさが暴走している。

お笑いの宮迫氏の件も類似している。

闇営業は確かに褒められた行為ではないし、仕事先に相手がたまたま反社会勢力だった。

かといって、コンビニで反社会勢力におにぎりを売ったからと言って糾弾されるわけではない。

そもそも分からないから仕方がないと言う暗黙の了解があるが、お笑いの場合の闇営業だとそれには該当しない。

これも正義の御旗を振れると感じた、鬱屈した方々がここぞとばかりに正義を暴走させ、スカッとすると言う構図だ。

インドに行った後だと、日本の許さない社会と加速する正しさの暴走がひどく窮屈に感じる。

何かをしようとしても規制天国で、自由と言いながらまったくもって自由じゃないのが日本の社会だ。

そして品行方正にもっていくことにより松平定信の政治みたいになってしまい、どんどん窮屈になっていく。

それが人々をよりストレス社会で鬱屈とさせ、暴走を起きやすくしているように見えるのだよな。

政治的要因でパチンコ業界を潰すのは分からなくはないが、大衆娯楽を奪っていることもまた許さない社会化が進んでいるのではないかと思うのだ。

インドでは道路にゴミだらけだった、日本では考えられないだろう。

そこには許す社会があり、活気がある。

許さない社会は活気を奪っていくのかもしれない。

なんとなくそんなことを思わされた。

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