最終的に展開を決めるのは「脚質」ではなく「騎手の思惑」です。
レース展開というのは、何人かの上手い騎手の「思惑」が絡み合ってひとつの型が生まれる。
ただ、そこに人気という要素が加わると難しくなる。
差し馬が人気を背負うと、どうしても早仕掛けになって末をなくしてしまうし、先行馬の場合は最後のバテを恐れるあまり、スローにしすぎて他の馬にもっと楽をされたりしてね。
でもこのあたりまで読み切れば「会心の予想」といえるわけです。 大川慶次郎
ご存じ競馬の神様と呼ばれた予想家。
予想家としては通算4度パーフェクト予想を達成した。
亡くなる直前に有馬記念でグラスワンダーの優勝を予想していたのを記憶に残っている。
上記のコメントは・・・
展開について。
ちょっとなるほどと思ったのが・・・
先日他の格言でも記載したように・・・
騎手の意図、調教師の意図を考慮して予想すべしといった競馬の名著「人間の条件」の話を記載したと思うんだが・・・
これはちょっと思うところがあった。
騎手がこのメンバーと他の騎手を見てどう考えるか。
そしてどういった行動を取ろうと考えるか・・・
その思惑を考えろと言うことなのだろう。
単騎逃げは注意という格言でも記載したが・・・
単騎逃げのメンバー構成だと、騎手もそれを注意して単騎逃げにならないと。
つまり・・・
それも騎手の思惑を考えて、単騎逃げになるか否かまで読んでみるということだろう。
そして・・・
他のギャンブラーの格言にもあるが・・・
相手にイメージを植え付け、相手のヨミを裏切っていくという意図を読ませないこと・・・
最終的にはすべては対人になるのだから・・・
人の意図を読まずしてはどうにもならないということだろう。
意図を考えるべし。
これはギャンブルも社会生活も同様なのではないだろうか・・・?
といっても・・・・
人の意図を完全に把握するのは難しい・・・・・
皆がスローになると思っているから、逆手にとって捲る馬がいるかと思いきや・・・・
そうならない事も多々あるし・・・・
何故かペースがそこそこなのにいきなり捲ってくる馬がいたり・・・・
騎手の判断も正しくない事も多々あるので・・・・・・
敢えて考慮しない方がいいかもしれないと個人的には思う・・・・・