昨日べろんべろんになりながら・・・
さらに自宅でジンビームハイボールを飲み・・・・
アマゾンプライムを開いたら、上記のハイスクールミステリー学園七不思議が無料で視聴できるようになっていた。
丁度私が小学生の頃夕方やっていたアニメでやたら印象に残っていた。
なので、ついつい見てしまったんだが・・・・
これは1991年から放送されていて、この4年後の1995年にエヴァンゲリオンが放送されたことを考えると、4年の歳月は恐ろしい・・・
何かが進化するには十分な時間なのだろう。
そして私が知るような著名なアニメだと・・・・
ひぐらしのなく頃にのゲームが2002年で、ブラックラグーンが2006年、「CLANNAD -クラナド」が2007年、マドカマギカが2011年・・・
現在のすごい技術のアニメと比較すると動きがスムーズじゃないとか懐かしさを感じたのだが・・・
このアニメ、恐怖新聞とか後ろの百太郎とかの作者つのだじろう氏が原作なのね・・・
酒を飲みながら何も考えずに見ている分にはちょうどいいなとか思いながら見ていたんだが・・・
ふと、気になった事と言うか・・・・
アニメ全般に私が感じていた違和感と言うか・・・・
非日常感の理由が思い浮かんだので・・・・
競馬ではないがネタにしようと思う。
元々、このアニメは女子高生が学校で起こる7不思議という事件に巻き込まれると言うものなんだけれども・・・・
ホラーとかオカルトに属するアニメのため自殺等の負の情報が多い・・・
だけれども、その動機が弱すぎるしメンタル最弱だろうなどと突っ込みたくなるんだが・・・
これらのアニメは何が凄いかというと・・・
主人公たちの好奇心と行動力だ。
普段、我々は生活するのに追われていて、余計な事したくなかったり、基本的に時間が足りていない。
にもかかわらず彼らアニメの主人公たちは日常のルーティンワークをこなしながら、僅かでも気になったことに全力で打ち込むのだ。
その行動力と好奇心、やたら首を突っ込み面倒ごとに巻き込まれる事を恐れぬ精神が凄いのだ。
そして、どうやって調べたのか必要な人物を必要な時に連れて来れる人脈もすごい。
当時インターネットなんかなかったのに、彼らの調査能力は下手な探偵事務所を凌駕するし、他人の協力を得る術を知っている能力もアンドリューカーネギーと遜色はない。
そして、彼らは経済力が突出しているわけでもないのに大体のことを解決してしまうのだ。
とんでもない優秀な人材と言っても過言ではない。
そして、何よりも非日常を感じたのが・・・・
彼らの時間が有限ではない事だ。
我々は時間に限りがある事を知っており、社会的な成功者ほど時間の価値を認識しており、時間を大事にする。
人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い
とは山月記の作者として知られている中島敦の言葉
そう彼ら主人公には我々にとって重要な問題である有限である時間が無限なのだ。
老いもしないし、日常を何度でも繰り返せる。
二十歳くらいで今くらい色々経験をし、経済力があり、それを繰り返せたら人生相当楽しいだろう。
だが、学園物のアニメを見ていたら・・・・
すべてのアニメについて常に付きまとう違和感の正体が分かった。
彼らの無限の時間が違和感の正体だったのだ・・・・
何故あれほどまでに主人公たちは行動力が出せるか?
その理由は時間が無限だからなのだ。
時間が無限という事は本当の不老不死だ。
そりゃ何でもできる。
でも、逆に考えれば時間が有限だからできないという発想は間違っているともいえる。
与えられた条件で望む結果を出すと言うルールでこの世界を皆生き抜いているのだ。
さて、私もルールに則って・・・・
今週末から競馬で連戦連勝を勝ち取りたい・・・