馬を幸せな気分にさせることができず、優秀な馬を台無しにする馬主や調教師は多々いる。
この意味では人も馬も一緒だ。
満足のいく状態にしなければ最良の仕事はできない
馬房の中で満足していない馬は体重が増加せず幸せな気分ではない。 ピッツバーグ・フィル
米国の超有名馬券師。
1800年後半から1900年あたりに活躍した伝説の馬券師。
本名はジョージ・E・スミス。
1905年2月に43歳の若さで死亡。
競馬はビジネスで、馬は格だと言う信念を持つ。
1900年代に競馬だけで500万ドルの資産を作り出した。
現状の円換算でも4億円だが、当時の貨幣価値を考慮すると、どれほどの資産か想像できるだろうか。
これはピッツバーグ・フィル が所有していたベルマーと言う馬についてらしい。
素質は十分にあるのにもかかわらず、なかなか幸福な気分になってくれないために好走しなかったらしいのだが・・・
一緒に小動物を入れる事で、満足しそこからは連勝街道に乗ったらしい。
これは・・・
ある意味真理だろうな。
馬も人も・・・
満ち足りていなければいい仕事なんかできるはずがない。
調教師も・・・
馬を幸福にすると言う発想はないのではないかと思うのだが・・・
それが分かっているのが一流の調教師なのかもしれない。
馬を鍛えるのと、馬を幸福にするでは大きな違いがある。
これ真理なんだろうが・・・・
事前に馬が満足しているかどうかなんてわからないよな・・・
ただ・・・
面白いと純粋に思う発想だ。
そうだよなあ・・・
人間も・・・
最も上手く行くいい方法は、ウォーレンバフェット氏の言葉を借りれば大好きなことをとびきり上手くやること。
面白いと思って取り組む人には何をやっても敵わない。
満足している馬を探せか・・・
馬体重が少しづつ増えていく馬が理想と言うのはこういう意味なのかもしれない。
そう考えると・・・・・
馬体重が大幅増えた馬を買うと期待値が上がるという話もあながち間違っていないのではないだろうか・・・・
ストレスを感じれば人間も痩せるし・・・・
馬も同じなのではないだろうか・・・・・・
大幅馬体重増は嫌われるけれども・・・
意外に勝って配当が良い事があるのは、このためかもしれない・・・・
そんなことを思わされる・・・・