あわよくばじゃ足りていない・・・
先日、久しぶりの私の会社を3か月で辞めた元同僚から電話があったのだが・・・
元々優秀だとは思っていたが・・・・
結果を見ると流石だなと・・・
というのも自分のやりたい事を突き詰めるタイプなので・・・・
需給関係なしに営業のコンサルというやりたいことを突き詰めていた。
徒手空拳の1個人の営業コンサルの営業研修やコンサルに需要なんてないだろうと思っていたが・・・・
本人に言わなかったが、これも起業を邪魔する近い人々の発想になってしまっている。
出来ない理由や駄目な理由を発想から外に出さないと駄目なんだよな。
彼は結構請求した仕事の対価を貰えなかったりとか酷い目にも合っていたが・・・
現状で自分のいた会社を再来月の4月で退社し、無限責任社員になる合同会社を4月に立ち上げるらしい。
そして、自分のいた会社の業務委託契約も結ぶとのこと・・・・
コンサルの顧客も4カ所決めたらしい・・・
千葉に住んでいるのに顧客が神戸とか言ってたな・・・
まあ契約を結んでも継続できるかどうかは実力次第だが・・・・
それでも契約できたという事が凄い。
一介の何もない人間が個別営業して0から1を作ったんだよな・・・・
まだ時間がかかるだろうなと思っていたが・・・
思ったよりもハイスピードで結果を出している・・・
彼は妻帯者で子供が確か3人いるはずで家のローンもある・・・
そして30代前半・・・・
できない理由を挙げるにはいくらでもできる環境だが・・・・
目的に対する熱意と行動量と学習しての改善スピードが凄い・・・
丁度私が今いる会社に入社したのが2018年の6月・・・
当時でずっとサラリーマンとしか考えていなかった人物が急に書籍を読み始め、僅か3年で起業し既にやりたい仕事で顧客を持っている。
これって凄い事なんだよな・・・
同じ土俵というか、元々は私の方が知識も経験も人脈もあったのだが・・・
同じ期間内にせいぜい私ができたのが親から引き継いだ飲食店の経営くらい・・
しかも赤字という誰でもできる状態・・・
せめて黒字にできないと話にならないが・・・・
やはり本気度が違うんだろうな・・・・
当たればいいじゃなくて、当てると本気で思って行動している人間は強い。
どうやって顧客を見つけたのか聞いたら・・・・
営業コンサルを初回3000円で受けると資料作って5000枚FAX送ったらしいのだ。
後はフェイスブックなどのSNSで会いたい人間に会いまくるという・・・
それ・・・
私やっていないよな・・・
FAXは1枚5円で送れるらしい・・・
印刷費も郵送費もかからないので有効だよな・・・・
そう考えると迷惑かもしれないがFAX営業も有効ということだよな・・・
というより・・・
目的のためだけの行動を本気でやっている人間は強いし、それが結果を出しているのを見ると、比較して自分の行動量の少なさを恥じることになる。
必要だと感じて学んだため、格段に彼のプレゼン資料の作るレベルも上がっていたしな・・・
会社員だけじゃ生きていけない事を私も重々理解しているので・・・・
自分でやらなければならないことは必須・・・
それが分かっていても彼のスピードと行動に追いつけていない。
自分とは違うからとやらない事を正当化してはならないよな・・・
私は人を妬むという感覚は分からないけれども、素直に焦りにも似た感じは受けて刺激になった。
前に進まないとならない。
ある意味接点を持っているという事はそれだけで人には恵まれている。
ただ・・・
考え方の問題で・・・
飲み歩いている場合じゃないよなあ・・・・
全部が全部、上手く器用に回してやろうと考えていることがそもそも間違っているのかもしれないが・・・
必要なのは本当にすべきこととしたい事の一点突破だよな・・・
この0から1にした経験のエピソードは外でも話せるし・・・
先日記載したキメラゴンという人物と同じだけれども・・
起業を決意して3年で実際に起業をした人というタグというかブランドがつくんだよな、やると・・・
そして0から1になったタイミングから物事は加速していく。
ちょっと身勝手を極めているところがあると思っていたが、結果を見ればそれも許容すべきくらいの能力があるという事。
完璧な人間など存在しないしな・・・
成長スピードが凄いのでそれから成長している可能性もあるし。
てことは結果を考えると私が学ぶべきなんだろうね、彼から・・・・
何をしたかというノウハウを取り込まなければならないが・・・
でもそんなに難しい事をしているわけじゃない。
違いは熱意だなと自分でも感じる。
これがやりたいという気が私に希薄なのが問題なのだ。
やりたいということができたのであれば・・・
何が必要かを考えそのための行動と施策をバシバシ打っていくべき・・・
でも多分、強烈にこれがやりたいがないのが問題なんだろうな・・・
大分前に昭和から平成に変わるころ・・・・
モーレツ社員という言葉が死語になりつつあり新人類という言葉が出た頃になるが・・・
私より上の世代が本気になれない症候群という病で呼ばれたころがある
これなんだよな・・・
多分、スイッチが入れば行動はする方だと思っているが・・・
如何せんやる気スイッチの内部がショートしていてスイッチが入らない・・・
あわよくば当たらないかなと大振りで単にバットを振っているだけになってしまっている・・・
彼のようにこれで食うんだという覚悟とこれで食いたいという強い願望が今の私にはない・・・
いくらロジックで考えて、歯科医師に物を売るのが有利で食いやすいとか・・・
間違ってはいないんだろうけれども、肝心の本気度が足りない。
彼は元々介護系の仕事をしていて、医療系の集患のコンサルをしたくてやろうとしていて、実際にやったわけだ。
いきなりローン払いながら食えるかどうかは分からないけれども・・
少なくともスタート地点に立って、スタートは決めたわけだ。
私は箱は作って、手数を打ってみたけれども、スタートの号砲が鳴っていない。
この差は大きい・・・
けれそも勝てない相手に勝てない相手の土俵で戦うのも間違っている。
そう、私は勝てない相手とは勝てる相手と組んで戦うと決めているのだ。
むしろ戦わずに味方になった方がいい。
なので刺激を受けたので・・・
もう少し物事を加速させたいと思っているが・・・
現状には満足できない反面、やりたいことが無いのも事実・・・
でも飲食店は楽しいと思うんだよな・・・
これが毎日顧客が来て、利益がでるようになれば楽しいと思うのだ。
そう考えると・・・・
これからのスナックコンサルが本当にやりたい事になるかもしれないんだよな・・・
コロナだから無理だと思っていたが・・・
集客を本気で考えるべきじゃないだろうか。
大分昔に読んだ本でも・・・
自分に顧客がついていればなんでも売れるし、どこでも付加価値がつく。
だとしたらスナックで集客ができるというスキルがあれば・・・
面白がりながら食えるかもしれないんだよな・・・
けど、こんなリスクのある仕事で食おうと思う人の気が知れないと思うのも事実・・・
ただ丁度先日契約を決めてくれた歯科医師も・・・
患者を選んでるし、好きなようにしか診療をしていない。
それでも余裕があり、ストレスがなさそう・・・
これなんだよな、究極系は・・・
阿保みたいにランニングコストを落とす事・・・・
スナックの最大限の強みは自宅と兼用であればランニングコストを究極的に落とせることなのだ
ただ、人の管理が物凄く難しい。
やる気のないスタッフや応援してくれないスタッフでは駄目だし・・・
いいスタッフが居ても辞められてしまうリスクもある。
スタッフの補給ができる状態を維持しながら・・・・
異常なまでにランニングを落とし、絆を結ぶビジネスモデルだよな・・・
となるとスタッフの住居と兼用は当たり前だし、不動産業に近い形になるかもしれない・・・
むしろ貧困ビジネスとしてシングルマザーなどの責任があり、必死に生きなければならない方々をスタッフとして狙い・・・・
住居と職場の安定供給とランニングを落とす方法で拡大を狙うのもいいかもしれないが・・・
人を扱うビジネスは難しいんだよな・・・
けど、考え方としては間違っていないのではないだろうか・・・
スナックのママというのは応援したいというエピソードも必要だし、シングルマザーとして頑張っているママは客がつきやすいのではないだろうか・・・
仕組みづくりもそうだけれども・・・
そう考えると、まずは自分の店一つ黒字化できないようであれば話にならない。
どうやって黒字化するか、集客するか・・・・
冒頭の彼がやったように・・・・
状況はまだ難しいが・・・・
それでも本気で取り組むべきだろうな。
狙うはスタッフからも客からも応援したくなる店だ。
飲食店の集客の情報を集めながら・・・
会社員も、個人事業主も、飲食店経営も、プロの酔っ払いも全部こなしてやろうと刺激を得ることができた。
そうだよな、楽しいと思っているなら飲食店を頑張るべきだと思うのだ。