契れないひと

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ギャンブルネタではないのだけれども・・・

ちょっと前にヤングマガジンで連載が始まった「契れないひと」という営業マンガがあるんだが・・・

子供の頃ならつまらんで読み飛ばしていたと思うけれども、今の私が見るとジワジワと来る面白さがある。

小ネタがいいんだよな・・・

英会話レッスンの訪問販売の話なのだが、あの手の営業は絶対にやっちゃならんなと思わされる。

まあ、スキルや技術がいらない仕事ほどキツイと言うか誰でも入口は入れる分割には合わない。

けれども、なんとなくキャラとかが面白いので単行本がでたらおススメだ。

ネットの漫画でも見れるので、興味があれば

わたしのしごとは、わたしになにをさせるのでしょう‥‥。子供向け英会話教室の体験を勧誘する訪問販売員ノグチマイコ♪ 今日も顔も知らないお客様のお宅の玄関の前に立ち、一生懸命お仕事をしています。されど毎回、契約が獲れなくて、上司に怒鳴られ、泣いています。苦笑と悲哀に満ちた幸薄ガールの営業GAG日誌♪『契れないひと』、そこは...

第一話とかよりちょっと先の第四話とか今日発売されていたヤンマガの第5話とか面白いかもしれない。

そういえば、先日契約してくれた歯科医院も診療先を増やすため、営業を雇った事があると言っていた。

その時の若い女性が万歩計見せて、今日こんなに歩いたんですなどと成果を見せていたと言うのだが、毎日万歩計の数字を持ってこられても、健康と美容のために雇っているわけじゃないと言うような事を言っていた。

そう考えると、そもそも営業の仕事を誤解している人は営業側で顧客側でも多い。

その雇われた営業をやった事のない若い子はたくさん歩いて、世間話をすることが営業と勘違いしており、目的を分かっていない。

そして顧客側も営業を自己都合で売りつける私利私欲の権化と思っていることも多く、これまた営業され慣れしていないと言うかそういった決めつけがそもそも騙されたりする第一歩だと思うのだよな。

まあ、販売する大元の会社の代表ですら営業を誤解しているケースも多々あるのだから仕方がない事なのかもしれないが。

最終目的は買ってもらう事だけれども、正直私は売れなくてもいいと思って営業をしている。

売りたい売りたいの自己都合で物を売る営業はちょっとしたことで途端に売れないスパイラルに陥る。

よく営業系の話で記載されている話に営業で結果を出すためにはコツコツと「信用残高」を増やすことという話がある。

これは私もまったくもって同意で、信用できない相手の言葉は信じないし、そんな相手から買う事はありえない。

なので、営業の本質は顧客、もしくは協力関係にある方と信用を築き上げる事ともいえる。

この人に頼めば大丈夫とか、この人が一番最良の提案をして実際に実行してくれるとか。

そういった信用の積み重ねが、紹介につながる。

まあ、そんな中この「契れないひと」というう漫画のケースだとキツイ。

信用残高0から成約にもっていくのはかなりの難易度。

しかも英会話教材と言う事で、ここから顧客の紹介を手にするのもかなり難易度が高い。

サービスが良ければ口コミで普通に売れてしまうし、教育の効果を見える化するのもかなりの難易度。

登場人物がなかなか皆味があるので、無料ポイントで読めるなら第4話までは読んでみて欲しい。

個人的にはじわじわとツボに来るので。

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