やりたいことだけ、やる。したくないことは、しない。 森巣 博
作家、ギャンブラー
ギャンブル系の小説を多々記載しているらしい。
ギャンブルと関係ないように見えるが、意外にそうでもない。
というのも日本の社会教育ではやりたくないこともやらなければならないと教え込まれるが・・・
密かに嘘だと思っている。
というのも・・・
逆にいえば、やりたくないこともやらなければならない時点で、既に人生の羅針盤なり航路なりを失っている。
何故やりたくないことをしているのだろうか?
それをいつまで続けるのだろうか?
そしてやりたいことはなんなのか?
そういった自問に対しての回答を持ち合わせているだろうか。
ギャンブルにおいても、勝つという目的意識を持って臨まなければ・・・
その時点で勝てない。
つまりやりたくないこともさせられている時点で・・・
批判を恐れずに言えば、何も目的を持っていないと言うことだ。
さらに踏み込んで言えば・・・
やりたいことすらないのではないだろうか。
最良の方法は私が世界一の投資家と信奉するウォーレンバフェット氏。
株だけで世界第二位の資産を築いた漢だが・・・・
彼がこう言う言葉を言っている。
「大事なのは、自分が好きな事をとびきり上手にやることです。」
またこうも言っている。
「やる価値のないことなら、うまくやる価値もない。」
ギャンブラーの言葉と言うのは意外に人生に密接している。
いくらギャンブルが好きじゃないと言えども、偶然の要素は必ず絡んでおり・・・
強制的に参加させられているのだ。
生きている営みのほとんど全てが、賭けの連続である。 安部譲二
という格言も以前に紹介した。
やりたくないことを消去法で消去すると言うのも結果を出すための一つの選択肢かもしれない。
いやそれ以上に・・・
ギャンブルをする以上、結果を求めているのだから・・・・
好きではないことをやってはいけないのだ。
そんなことをふと思わされる言葉だ。
短所を克服するよりも長所を伸ばせと同じなのではないだろうか・・・・