というとスターターがスタートの合図で撃つのかとか思えてしまうが・・・・
競馬における鉄砲とは・・・・
休養明けの馬がレースを走ることを「鉄砲使い」といい、略されて「鉄砲」となったようだ。
戦前はサラブレットへの興奮剤の使用が黙認されていた。
そのため、お茶っ葉を団子にしたものを筒に入れて、吹き矢の要領で吹いて馬の口の奥に放り込んでいたらしく、この筒を「鉄砲」と呼んでいた。
休養明けの馬をびしっとさせるためによく使われていたことから、そのうち休養明けそのものを「鉄砲使い」と言うようになったとのこと。
でもって、長期休み明けのレースで好走する馬を鉄砲の利く馬と呼ばれたりする。
競馬新聞や雑誌などでは、3ヵ月ほどのレース間隔が空いた場合の休養を休み明けと休養明けと言う場合がほとんどになる。
基本的に休み明けの馬は身体が出来あがっておらず、本来の力を発揮できないケースも多いと言われていた。
ただ休み明けでも自身の能力を最大限に発揮できる馬を鉄砲駆けする馬とか鉄砲が利く馬と言われていた。
ただ、最近は外厩制度の所為か休養明けが不利ではなくなっているが・・・・
そもそも何故競走馬を休養させるか?
それは休養させた方がより好走すると調教師が判断したか・・・・
休養させて好走しそうな馬が戻ってきて、馬房が足りずに稼げそうだから休養に出す等がある。
サラブレットはとことん経済動物なので賞金を稼ぐと言う事・・・
調教師の世界も勝つという結果が生み出す付加価値が重要なので・・・・
より勝って、より賞金を稼ぐため・・・・
その目的のために休養に出すことになる。
その休養明けの初戦が鉄砲なのだが・・・
厩舎の意図はどこにあるか?
次に勝つためなのか、最初から勝負なのか・・・・
それは乗せる騎手だったり馬体重だったりするのだろうな。
鉄砲は厩舎の意図を考慮すれば消せる馬も見えてくると思うのだ。
ただ、休養明けはやはり人気は落ち気味なんだよなあ・・・・・
後輩の予想で休養明けがどうかを統計取ってみようかな・・・
そう思えてきた・・・