18番のキョウエイタップ!キョウエイタップが完全に先頭に立った!
キョウエイタップだ!キョウエイタップだ!18番、お~ゴールに入る前から横山典弘ガッツポーズ!
キョウエイタップ~!内をすくったキョウエイタップ!
トウショウアイは大外から、しかし内をすくったキョウエイタップ! 1週間遅れの18番です! 杉本清
ご存じ競馬実況の名アナウンサー。
元関西テレビアナウンサーで、現在はアライバルに所属するフリーアナウンサー、タレント、競馬ライター。関西放送記者クラブ会友。
「関西競馬実況中継の神様」と謳われ、数々の名台詞で知られる。
昔とんねるずとハンマープライスという番組に出ていたのを思い出す。
表題は横山典弘騎手はこの平成2年(1990年)エリザベス女王杯一週間前の菊花賞で1番人気のメジロライアンに騎乗するも、メジロ家のライバル、マックイーンの開眼の前に3着に甘んじていた。
そしてエリザベス女王杯を18番のキョウエイタップで勝利。
横山騎手のG1初制覇となった。
奇しくも同じ18番ゼッケンでの勝利に、かの有名な「一週間遅れの18番!」という杉本実況が生まれたのである。
これは閃きとしては最高レベルの実況だろう。
1990年・・・・
オグリキャップはまだいたのではないだろうか。
古き良き時代をどうしても思わされるのは杉本氏のような盛り上げ役が存在したからなんだろうなと思わされる。
と当時は思っていたけれども・・・・
これは事前の杉本氏の仕事だなと思える・・・
閃きだけで毎週言えるはずがない・・・
気の利いたことも準備しているから言えるわけで・・・・
仕事は段取り8割だ・・・・
行き当たりばったりの人間が一流の仕事をできるはずがない・・・・
事前準備にどれだけ時間をかけているのだろうか・・・・
そんな見えない仕事に目がいってしまう・・・