滑落の崖

スポンサーリンク

一応告知しておきますが、2022年5月29日の日本ダービーで有馬記念以来ぶりに社会人競馬サークルをします。

人数は8名くらいといつもより少ないですが、参加者の皆様はよろしくお願いします。

多少の間は、追加参加受け付けます。

さて、ちょっとショックな事があったのとまたもや他人事じゃないなと思った事がある。

心の弱さは結局、身の破滅をもたらせるのだけれども。

一つは飲みに行っているバーの娘でまだ22歳の娘なんだが、毒親に育てられて親との縁を切って、自傷行為が目立つ娘なんだが、正社員になりたいと言ったので人材紹介会社を紹介してあげた。

もともと知っている方なので、大丈夫な人だったんだが、やはり心が弱い娘はちゃんとできないんだよな。

レスポンスは遅いし、履歴書1枚まともに書いたことがなく、書いたはいいが高卒じゃそりゃ書類審査で落ちる事もあると思うんだけれども、たった1社落ちただけでもう投げやりになってしまい、人材紹介の方が何社か用意しても全部無視する始末。

22歳という若さしか武器がないのに、もう2択で二度と通常ルートに行けない選択をしてしまったなと思ったのだ。

ここで仕留めないともう2度と正社員という立場は手にできないんだけれども、多分それが分からないんだよな。

経験もないし、それがどういうことかとかまだ先を見通せるほど物事を分かっているわけではない。

生きる事に必死じゃない。

転落はより速いだろうなと思うのだ。

私はその娘の人生に責任を負っているわけじゃないからもうこれ以上何も言うつもりはないんだけれども、責任があったら流石に言って継続させただろうなと思うのだ。

カイジの高層ビルの鉄骨渡りのようで、落ちるのが見えてしまっているのがなんとも切ない。

助けられる物なら助けてあげたいが、多分助からないだろうな。

物凄く失礼な話になってしまうが、年齢を武器にかなりの妥協をして男性に頼る形を取らないと、一人で生き抜く力はないだろうなと思えてしまう。

全盛期の年齢でその危うさなので、本当に崖に張りいて登っていくようなもので、ちょっと油断したら滑り落ちてもう二度とその地点まで戻っていけなくなってしまう。

もう一人も2年前まで毎日飲みに来てくれた方だったんだが、2年前に酔っぱらってお暴れになり、家を一か月で2回無くしてカラというもの、転落に次ぐ転落

若さで乗り切ってこれたけれども、もうそうもいかず、職を失い、昼間から毎日ストロングゼロを飲んでいたらわずか2年で肝硬変になりまだ50歳になったからならないかの年齢なのに杖をついて歩いているというのだ。

当然生活保護に頼る形になってしまっている。

2年前までは血気盛んで労働して毎日飲み歩いてた人がたった一度の大家の息子との喧嘩を境に崖を滑落していった。

これって心の弱さだなと思うのと、本当に毎日崖に精一杯張り付いているようなもんだなと感じたのだ。

もし、本当に追いつめられてきたらダブルワークすればいいんだよな、時給は安くとも。

金を使わないで稼げば家計は急速に回復していくと思うのだ。

普通に生きるって本当に簡単じゃないし、些細な事で落ち始めたら止まれない。

私も会社はもう中小を渡り歩くしかできないだろうから、今のうちに自分で生きていける状態をつくらなければならない。

まだモラトリアムが与えられているのがラッキーで、何が正解かは最後の結果が出るまでは分からないが、友人が皆まともな勤め先だなと思うと、私は自分の選択したルートで最良を目指さなければならないんだよな。

ひとまずは、店の経営とシステム化

これで最低限の担保を得て、他にインカムを手にするために何をするか。

崖を滑落しないために、命綱をたくさんつなげなければならない。

本当にそう思わされるんだよな。

本当に普通の生活が普通にできているってラッキーに守られた結果だよなと思わされる。

スポンサーリンク