或る者の愚行は他の者の財産である。 フランシス・ベーコン
イングランド近世(ルネサンス期)のキリスト教神学者、哲学者、法律家
安値投げ売り、高値踏み上げ、それが愚行であるかはともかくとして、相場の天底では後から振り返ると信じられない値段がつくもの。
誰かの愚行は他の誰かの養分と言うこと。
オランダのチューリップ投機を思い出す。
チューリップの球根一つで家が買えたり・・・
ヤフー株が1単元1億件だったり・・・
冷静に考えれば明らかにおかしいが、熱狂するとおかしいことがおかしいと思えず愚行に走るもの。
他のギャンブルの格言にもある通り・・・・
勝つ方法は他人のミス待ち。
もしくはミスを誘導すること。
桜井章一氏も99%はミスをして自滅するから負けると言っているし・・・・
著名なポーカープレイヤーも勝ちに行く必要はない、放っておけば相手がミスをして落ちてくると言っている。
つまりは・・・
ミス=愚行ではないだろうか。
そう・・・
常に全員なぎ倒す必要はないんのだ。
ギャンブルや博打は・・・
ミスをしないことを継続するだけで勝てるはず。
肝に銘じたい。
そういえば・・・・
ちょっと前に有名になったジェイコム男・・・・
彼も証券会社の派遣社員のミスに気付いて財産を築いた男だ・・・・
この格言はまさに結果で現実になっていることを指している・・・・
長く生きていれば自分がどういった人間なのかある程度は見えてくるもの・・・・
愚行を行わない自信があれば・・・・・
他者の愚行を探すべきかもしれない・・・・