というと、ちょっと前にスロットの攻略の話の回送列車を思い出してしまうが・・・・
生前父がよく言っていた話に利己的遺伝子の遺伝子乗り物説が唱えられているが・・・・
これまた先日聞いた話だが、とある会社の社長さんが苦労した事なく成功していると言うのである。
競馬サークルにも一度お越しいただいたM氏の話なのだけれども・・・・
その社長曰く、皆運は一定で違いはないと言う。
ただ、阿佐田哲也氏の言葉にもあったが・・・・
純粋に運不運を考えてみると、一人の人間のバランスシートは、結局プラスマイナスゼロに帰するのではないか
これと同じことを言っているのだ。
にも拘わらず、結果に差が出る。
何故なのか?
その社長が面白い事を言っているなと感じたのが・・・・
乗り換えるそうだ。
運がある程度良くて悪くなってくる前に、まだ勢いのある流れのある運に乗り換えると言う事。
桜井章一氏の言葉にもある。
勝負の世界で、「勝つ」とか「強い」とか「運がある」というのはどういうことかと言えば、変化に強いということである。 桜井章一氏
なるほどと・・・
しっくりくるなと思えたのだ。
世の中は栄枯盛衰であり、永遠によくあり続ける事などない。
チーズはどこに消えたのように変化の予兆は世の中存在している。
つまり、衰えが来る前に勢いのある方に乗り換え続けていると言うことなのだ。
逆に言えば、今まで上手くっていた方法がこれからも上手くいく方法じゃない事に何かの予兆で気づいていると言う事なのだろうな。
そう考えると、ウォーレンバフェット氏の言葉もそうだが、我々が見るべきなのはバックミラーではなくフロントガラス。
過去から正解を導き出しても、その勢いが途切れる前に乗り換えが必要なのだろう。
運も同じで、永遠にツイていることはないのだからやはり駄目な時を回避する必要があるのだと思うのだ。
この運の乗り換えの話・・・・
物事を見るときにちょっと考えたい。
そう思えている。