休み明け2戦目こそ買いという馬もいる 競馬格言
競馬格言の一つ
よく目にする「2走ボケ」
一般的には休み明け初戦を好走した馬に向けて使うフレーズだが、これは何も初戦を好走した馬に限ったものではない
初戦を凡走していても反動が出る馬はいるし、好走しても反動が出ない馬もいる
だから、一概に休み明け2戦目は「買い」とも「2走ボケ」とも言えない
とはいえ、休み明け2戦目が買いだと言えるケースが一つある
それは休み明け激走して間隔を詰めて使ってきた馬
よく、2走ボケがないように十分に間隔を開けたというコメントを目にするが、これこそが「2走ボケ」の典型的なパターン
レース間隔は詰めれば詰めるほど良く、出来れば連闘がベストであると言う考え方もあるようだ。
ただ・・・
連闘がベストとは言い難いと思うのだが・・・・
が・・・
これは馬で買いと言うよりも、やはり名著「人間の条件」にあるようにその馬を管理する人。
人の意図を考えるべきだと思うのだ。
これ意外なんだけれども・・・
社会の鉄則は人の意図を読むこと。
ギャンブルもそうだけれども・・・
他人の行動や言動の意図を正確に読めないようでは社会生活を上手くこなすこともギャンブルで勝つこともできない。
何故彼はそうしたのか?
それを念頭に置くのだ。
基本的に人間すべての行動に、目的があり、意図がある。
何故経済動物を休養させるのか?
何故叩き三戦目に騎手が乗り替わるのか。
何故調教師がそのコメントを残すのか。
何故、その週のそのレースなのか。
休み明けの何戦目がメイチかはそれを管理する調教師の意図が大きく反映すると思うのだ。
決して馬のやる気だけではない。
馬をやる気にさせるのが調教師の仕事なのだから。
叩き2戦目の馬がいいのではなくて・・・
叩き2戦目にピークに持っていく調教師の腕を考慮した方がいい。
結果が如実にその調教師の能力を示しているはずだ。
そして・・・
休養明け何戦目が勝負かも調教師の癖によって違うはず。
視点によっては馬だと思うかもしれないが・・・
基本的にその馬を見ている調教師は引退するまでそうは変わらないのだから・・・
馬が休み明けの2戦目にいいというより、調教師が休み明け2戦目を勝負にしようと仕事をしていると考えるべきなのではないだろうか。
と以前は思ったが、人間にも個性があるように馬にも個性があるのが当たり前・・・・
そりゃそうだろうとしか言いようがない・・・
ただ私が思うに、大枠で勝つための方法として正しければ細かすぎるところまで見てもむしろマイナスになる可能性があると思っている・・・・
僅かな差がすべてだけれども、明確な基準で比較ができない限り・・・・・
細かすぎるところまで目を向けるのは逆に不利になるのではないかと思うのだ・・・
なので記載していて言うのもなんだが、これは格言なのかと疑問に感じるところもある・・・