十回勝負すると、素人は、六勝四敗を狙う。玄人は、極端に言えば、一勝九敗でも勝つように張る 阿佐田 哲也
ご存じ雀聖と呼ばれた「麻雀放浪記の著者」
麻雀は運の奪い合いという思想をもっている。
麻雀をしていて「朝だ、徹夜だ」という言葉からとったペンネームらしい。
20年ほど前に少年マガジンでやっていた「哲也」もこの方の作品がモチーフになっている。権利関係どうしているんだろうな・・・・
何気にこれは重要な発想で期待値の話だ。
勝率よりも期待値を稼げと言う。
競馬の買い方でも言える。
例外ないが・・・
知っている限り競馬で勝つ人間はオッズを見ていて、回収率を気にする。
回収率はそれこそ・・・
一年に1回しか当たらなくても大丈夫な買い方をする。
勝つためには負けないこと。
負けないためには、一度でも当たれば一撃で取り返せるような買い方をすることだ。
連続して高い勝率を維持することは難しい。
だからこそ、数少ない望み通りの結果を最大限に生かすような買い方をすべきなんだろう。
ただ、そう考えると理論的には完璧なモンテカルロ方式は実際は破綻する。
それは2分の1で起きる事の回収率が2倍だからだ。
死なないためには、パンクをしないためには・・・
4分の1で起きることで6~8倍回収するくらいでないと。
それがよく競馬で勝っている人が言う回収率と的中率の相関性。
的中率×オッズ>100なら負けないと言う話。
無論、ぎりぎりのラインでは駄目だから・・・
安全域をどれくらい取るか。
そのあたりも重要なんだろう。
と記載したのが以前の話で・・・・
学べば学ぶほど分からなくなるのもギャンブルだ・・・・
今度1年に1度の的中で良しだとしても・・・
それを耐えきれるだけのメンタルを普通の人は持ち合わせておらず・・・・
耐えきれなくなるのだ・・・
そしてそれだけの鉄のメンタルがあれば・・・
徹底した自己管理ができるので・・・・・
普通に負けないと思うのだよな・・・
ただ・・・
昔の私もそうだったが・・・・・
下手なのは低回収率で高速回転をし、的中率を上げる事・・・・・
これは一撃ですべてを持っていかれる可能性があるので・・・・・
逆に負けるやり方となる・・・・・
理想は高回収率で高的中率にすること・・・
これは米を精米にするのと同じで・・・・
ある程度間違いないまとまりから余分な物を削いでいく事と同じ・・・・
大学受験の時に論文の書き方は、たくさん書いて余計な物を削る事だと言われた事があるが・・・・・
ギャンブルも一緒だよな・・・・・
買い方と張り方・・・・・
勝率よりも内容を重視すべきなんだろうな・・・・