少年漫画の大罪

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とちょっと大仰なタイトルだけれども、でも思う事はある。

以前にも記載したが正しい情報を手に入れるのは物凄く難しい。

まず、正しくない情報があたかも正しいように記載されていたり、グーグル先生の意図に反して偽物の情報が検索上位に来やすかったりもする。

だから、情報を見た時に正しいか正しくないかはすぐわかるようにはなったけれども、正しいと思える情報が圧倒的に少ない。

記載している人も営利目的なのか、誤った情報を正しいと信じているのかは不明だけれども、常識的に正しいと思われている情報で圧倒的に間違っている情報とか結構多い。

もしくはアップデートが止まってしまったため、現時点の自分の年齢の世代に対して情報が追い付いていないというか。

若くて綺麗な女の子の二十歳の時と、50歳の時では周囲の反応が違うのは当たり前で、二十歳の時の常識が50歳の時に通じるはずがない。

同様に中学生時代にパーフェクトな神童が今凡人になっていても驚けないのが、当時通用した事が年齢を重ねた常識で通じるとは限らない。

まあ、そんなわけで正確な情報を手にするのはかなり難易度が高いのだけれども・・・・

何気に少年漫画の大罪を告発したい。

漫画も学びになるのだけれども、間違った情報を刷り込む可能性も高いんだよな。

個人的に良くない教育だなと思う少年漫画の特徴を上げたいと思っている。

まずは、スピードに関するキャラクターの話だ。

大体の少年漫画は敵が居て戦う事になったり、その敵と戦った後に味方になったりするのだけれども・・・

よく主人公の前に出てくるのがスピードが最速の敵だ。

最初はそのスピードで主人公を翻弄するんだけれども、主人公が何かに気づいたり、隠された能力を発揮したり、急激に成長したりしてスピードだけじゃ勝てないと撃破するんだけれども・・・

これ、今の年齢になって感じるのだけれども、嘘の刷り込みだよなと。

現代においても本当に最強はスピードだと思うのだ。

PDCAの高速回転も、着手へのスピードも、速いを超える能力ってない気がするんだよな。

どれだけ間違えても修正のスピードが早ければ恐ろしい速度で成長していくし。

ちょっと前にも記載した、お金がなくても牛丼を食べてしまい、食べてしまってからどうやってそこの支払いを切り抜けるかを考える社長もそうだけれども・・・

この方は最初に会社を作って、営業に行って取引が始まろうとしたとき、会社を作るのに法人の登記が必要だと知らなかった。

けれども、取引先に教えてもらって、それを学び今ではセミナーなんかしちゃう社長になったわけだ。

多分、行動のスピードが違う。

そして行動と修正のスピードが速かったから結果が出ている。

だから、何気に本当に最強はスピードだと私は思うのだ。

けれども、少年漫画はそれを否定するから良くない刷り込みをするなと思うのだ。

大罪じゃないかと。

また、主人公のシャイボーイも良くない。

女の子の前にシャイボーイで一途で女の子の前で照れるみたいな主人公が多すぎるが、実際にあれに刷り込まれると、恋愛で苦労する。

平常心と余裕と、多数を同時進行と、お前じゃなくていい感がないと逆にまず相手にされない。

好意を伝えてどうにかなるのは高校生までで、大人になって好意を伝えたら100%に近い確率で振られる。

拒否や否定を恐れずに堂々としていた方が、よっぽどいいんだけれども、少年漫画は子供の頃からその逆を刷り込むからこれも大罪だなと。

正しくない情報を学んでしまった不幸な男性を作りすぎていると思うんだよな。

もしかしたら作者が結果に否定されていて、それが正しいと思っている情報なのかもしれないけれども。

いずれにせよ、情報も結果を起点に疑わないとならないよな。

そんな事を思わされる。

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