勝つ方も、負ける方も、同じように何かを失う。勝つ者の方が、大きいものを失うことが多い 阿佐田 哲也
ご存じ雀聖と呼ばれた「麻雀放浪記の著者」
麻雀は運の奪い合いという思想をもっている。
麻雀をしていて「朝だ、徹夜だ」という言葉からとったペンネームらしい。
20年ほど前に少年マガジンでやっていた「哲也」もこの方の作品がモチーフになっている。
一体どんな勝ち方してきたらこうなるのか想像はつかないが・・・・
どう思われてもいいという覚悟が必要なのかもしれない。
何かを得ようと思ったら、何かの対価を差しださなければならない。
勝つことによって差しだした対価は一体何なんであろうか?
想像はつかないが・・・・
ただ、これはよくよく考えると分からなくもない・・・
オリンピックではないのだから・・・・
正々堂々戦ってのお互いの健闘を称えるようなことにはならない・・・・
イカサマなどを駆使しながらどうにか裏をかいて・・・・
となれば恨みも残るし、縁も途切れるだろう・・・・
そう考えると・・・
負けたら失うのは金くらいかもしれないが・・・・
勝つとより大きな物を失うのかもしれない・・・・
桜井章一氏のエピソードとか読んでいても・・・・
安全も失うかもしれないなと思えるし・・・・