馬は死ぬ前に売ってしまうことだ。人生のコツは、損失を次の人に回すこと。 ロバート・フロスト
アメリカ合衆国の詩人。
作品はニューイングランドの農村生活を題材とし、複雑な社会的テーマや哲学的テーマを対象とするものが多く、大衆的人気も高かった。
さて・・・
何か思い当たる事がある。
結局・・・
損失を被るのを自分ではない誰かにしろと言っている。
ギャンブラーの森巣氏も似たようなことを言っていた。
ギャンブルの必勝法は負けないこと、これ以外にありえないと。
負けないと損をしない。
同一の内容ではないだろうか?
ウォーレンバフェット氏のルールを思い出そう。
ルール1 絶対に損をするな。
ルール2 絶対にルールを忘れるな。
ギャンブルの真理は、勝っている人間の言葉を集めると、ミスをするなと言うことになる。
ミスをしなければ相手が勝手に自滅する。
行動を起こす際に、誰が損をするか。
考えたい。
私は昔はあえて損な役回りを買って出る事を粋で格好のいいことと思っていた。
しかし、実社会でて最初に気付いたのは、何があっても割を食ってはならないということだ。
割を食えば、割を食わされた挙句責任まで押し付けられる。
そうここでも羽生名人の言葉を思い出させられる。
プロがミスをしないのはミスをしにくい局面に持っていこうとしているから。
損失を自分で被るのはミスをしやすい状況下にあるのではないだろうか。
既にミスをしやすい局面を迎えている時点で・・・
負けているということじゃないだろうか?
そんなことを思わされる言葉だ。
損をするのは自分ではなく他人であるべきか・・・・
考えさせられる・・・・・・