馬券生活者

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以前にも似たような記事を書いた。

よければ先に読んで欲しい。

競馬生活者

「競馬だけやって生活できたらいいなあ」ということは、馬券を購入したことのある者なら一度は思い描く夢だと思う。

それでは、実際に競馬で生活するには何が必要か。どのような心持ちで挑めばよいのか。そもそもどういった準備が必要なのか。

馬券生活をしようとする者において重要なことをまとめたので、ぜひ読んでほしい。

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競馬で生活すると何が起きるか

競馬で生活する、馬券のプロになることを決意すると、どういう日々が待っているのか。まずはそれを説明しよう。

・ 収入が不安定になる

競馬で生活しようとすると、収入が不安定になる。ギャンブルだから当然のことだ。馬券はいつ当たるかわからないし、どれくらい儲かるかもわからない。

収入はこちらでコントロールはできない。神のみぞ知る、だ。

サラリーマンなどの固定収入がある場合、いつ、どれくらいの金額が手に入るかがハッキリとわかる。そうすると、その範囲内ではいくら支出を増やしても問題は起きないので、安心していられる。

だが馬券のプロは違う。収入はとても不安定だ。

もちろん、的中時の配当をある程度予測することはできるし、自分で欲しい利益を目安に購入額を変えることもできる。しかし、最終的な配当は締め切りまでわからないし、変わることはしょっちゅうある。

どの開催のどのレースで的中できるか、どの番組のどの馬で利益が出るのか、それは誰にもわからない。長年、競馬で生活しているプロにとっても、こればかりは予想できないしコントロールできないのだ。

つまり、偶然に生かされているのだ。

どれだけ正しい理論を作ろうともどうやっても100%にはならない。

100%を目指すと負ける確率も100%に近づく。

そして、安全域を考えてもいくら勝てば生きていけるか?

年間種銭も考えたら600万は勝たないと厳しいだろう。

午前中の普通の1Rの売り上げがすべてで3億円くらいしかないのだから、自信あるレースに勝負しすぎるとオッズが悪化し、マークされ不利を受け、本来の結果から変わる事すらある。

・ コストは確実にかかる

競馬で生活しようとすると、収入は不安定になる。しかし一方で、コストは確実にかかる。これが本当にやっかいだ。

家賃・水道光熱費・ガス代・食品代などの生活費は当然のこと、馬券代・新聞代・情報料・スマホ代・ネット回線費・ツール代など、予想をしたり馬券を買ったりするためにかかるコストもある。

重要なので繰り返すが「利益は定まっていないが、コストは確実にかかる」のだ。

知っていると思うが、的中率と回収率は「逆相関」の関係にある。競馬では基本的に、的中率を上げると回収率は下がる。逆に、的中率を捨てて回収率をとれば、当たったときのリターンは大きくなる。

競馬で生活しようとすると、得てして後者のタイプになる。なぜなら前者の方法で稼ぐには、大きな元手が必要だからだ。当然だ。回収率が低い場合、掛け金を増やさないと利ザヤが小さくなるのだ。

そして、大体大きく張る人は退場を迫られる。

低オッズに大金を張り続けて勝っている人を私は見た事がない。

複勝に大枚入れる人は典型的な分かっていない自殺志願者だ。

生きようとして死地に飛び込む

まさに飛んで火にいる夏の虫だ。

そんなわけで、多くの場合、競馬で生活しようとすると回収率重視になる。

回収率を重視するとどうなるか?利益はいつ出るかわからないが、コストは毎日確実に発生するという事実が、重くのしかかってくることになるのだ。

・ 精神力が試される

いま説明したとおり、多くの馬券生活者は回収率を重視する。それによって、精神力が試されることになる。

回収率を重視すると大きな問題が発生する。「馬券が当たらない」という問題だ。回収率を重視して、「的中率をある程度捨てる」という選択をしているからだ。

そうすると、当たりを引くまでの期間がとても、とても長く感じる。

もちろん、自分の馬券理論がしっかりしていれば問題はない。トータルで見れば勝てるようになっているからだ。ハズレが続いたとしても、いずれ当たったときに損失を上回る利益を得ることができる。

しかしそれを待っているあいだ、平常心でいられるか。自分の理論に身をゆだねることができるか。それが試される。

最初は自信があっても、負けが続くとだんだん疑心暗鬼になる。「本当に自分の理論は正しいのか。何か穴があるのではないか」「当たる前に生活費が底を突いたらどうしよう」そんな邪念がわいてくるのだ。

競馬で生活する、馬券のプロになるということは、そういった精神鍛錬の日々が待っているということでもある。

実際に体験しないと分らないが・・・

的中率が40%近くあったって15連敗くらいする。

その間に生活しながら種銭が減っていったら正気では普通はいられない。

毎日恐怖との戦いになる。

 競馬で生活するには何が必要か

競馬で生活しようとしたとき、何が必要になるのか。それは「自分の理論に身をゆだねる覚悟」「馬券理論をブラッシュアップするための努力」「節約」の3つだ。

・ 自分の理論に身をゆだねる覚悟

前項で説明したように、馬券生活をはじめると精神力が試される。メンタルがしっかりしていれば問題ないが、豆腐メンタルだと破綻する可能性がある。

負けが続くと「ずっと負け続けるのではないか」「この方法は間違っているのではないか」と不安になってくる。終いには、自分の理論を捨てて完全なるギャンブラーとなってしまうのだ。

こうなると試合終了だ。一定の買い方を続けることによって利益を得るという方法を捨ててしまえば、あとは運否天賦。素人がパドックを見て雰囲気で馬券を買うのと、同じことをしてしまうことになる。

理論は守ることに意味があり、論理的な理由なしに買い方を変えてはいけない。自分の理論に身をゆだねる強い覚悟が、馬券生活者には必要なのだ。

例え耐えがたいほどの連敗を頂戴しようとも。

・ 馬券理論をブラッシュアップするための努力

後述するが、馬券生活をはじめるにあたって自分なりの理論を確立しておくことは最重要事項だ。

しかし、理論を確立するだけでは足りない。なぜなら、ギャンブルには「技術介入」という側面があるからだ。

たとえば単勝の場合、JRAの売上が1000万円なら、胴元の取り分(テラ銭)を引いた残りの金額は800万円程度だ。この800万円を、的中者が分けあう形になる。

自分と同程度の実力者がたくさんいた場合、分け前は当然小さくなる。たとえば100人で分けあうと自分の手元には8万円しか残らない。逆に、的中者が5人しかいなければ配当は160万円に跳ね上がる。

つまり、他人よりも馬券が上手ければ利益は大きくなるし、下手であれば利益は小さくなる。これが技術介入というものだ。

ということは、当然、技術を磨くことが利益の向上につながる。技術の向上とは、すなわち馬券理論のブラッシュアップだ。理論により磨きをかけて、より低リスクで高リターンの方法に変えていくのだ。

「そんなのめんどくさい」と思うかもしれないが、そんなことは言っていられない。ほかの馬券生活者が自分に追い付いたり、追い越したりしてどんどん上手くなっていくと、自分の収入は下がっていくからだ。

競馬で生活するなら、日々、理論をより確実なものにするための努力が必要なのだ。

そして、それは何度予想しても同じ結果になるような、数字で表せられるモノサシで測れるものでなくてはならない。

例えば、私が購入している後輩予想のように。

私の実績を見てもらえばと思うが、私自身の目に狂いはなかったと思えるほどやはり精度は高い。

このレベルの予想は他にはないし、私の結果を見れば疑いようがない。

もっとも、研究と検証によるフィルターは必要かもしれないが。

N島の実績

・ 節約

馬券生活において意外と大事なのが、節約だ。

競馬で生活すると、神経がすり減る。前述したように、収入は不安定なのにコストは確実にかかるからだ。

では、そんな生活の中でなるべく心穏やかに過ごすにはどうするべきか?答えは「確実にかかるコストを小さくする」ことだ。

コストの絶対額が小さくなれば、それだけ馬券購入にあてられる金額が大きくなるし、あるいは安全域をもうけて馬券を購入できるようになる。また、精神も安定する。

馬券生活者にとって、質素に暮らす、節約をするというのは、少なくともはじめのうちはとても大事なことなのだ。

ただ節約して過ごすと、お金の価値を思い知る。

そうなると生活するための大勝負がより怖くてできなくなる。

その恐怖を乗り越える割り切るメンタルも必要だ。

矛盾を飼いならすとでも言うべきかもしれないが。

それが一番難しいかもしれない。

 馬券生活をはじめる前にやるべきこと

馬券で生活するためには、準備が必要だ。いきなり会社を辞めて「明日から馬券で生活しようっと」なんて気軽にやってはいけない。競馬で生活する術は、一朝一夕では身につかないのだ。

・ 理論の確立

馬券生活を始めるにあたって、自分なりの理論を確立することはマストだ。理論なくして馬券を買うべきではない。

これは前項の「自分の理論に身をゆだねる覚悟」にもつながるものだ。すこし逆説的だが、しっかり理論を確立しておけば、ある程度負けが込んでも耐えることができる。自分の理論に自信があるからだ。

しかし理論がザツなものだった場合どうだろうか。その逆の現象が起きる。負けが続いたときに、焦って馬券の組み立て方を壊すリスクが高くなるのだ。そうなるとあとはガタガタと崩れていくのみ…。

競馬で生活するには精神力が必要だが、不要に精神を削ることのないように、あらかじめ勝てる理論を確保しておくことが何より重要なのだ。

・ タネ銭の確保

当然だが、馬券生活にはタネ銭が必要だ。これも理論の確立と同じように大切なことだ。

タネ銭がなければ馬券は買えないし、日々のコストに押しつぶされてしまう。逆にタネ銭が大きいと、生活費などのコストはあまり気にならなくなる。

生活費は固定費だからだ。タネ銭が大きければ大きいほど、生活費の占める割合は小さくなる。100万円持っている人が20円のガムを買うことをためらわないように、余裕をもって生活ができるようになる。

また、収入にも大きく影響する。当たり前だが、掛け金が大きければ大きいほどリターンも大きい。的中までの期間が長くなっても耐えられるので、精神的にも余裕ができる。

それに、タネ銭に余裕があれば、的中率を上げて回収率を下げるという方法も選択肢に入れることができる。

いくら馬券生活者は回収率を重視しがちだからと言って、的中率が低すぎる方法を採用するのはメンタルに良くない。メンタルケアという観点でも、タネ銭の多寡は重要なのだ。

・ 節約意識の向上

競馬で生活するには節約が必要だと説明したが、節約意識というのはいきなり芽生えるものではない。切羽詰まってからやろうとしても気が焦るばかりだ。

また、節約には知識も必要だ。馬券生活をはじめてから「さて、節約するか」というのでは遅い。あらかじめ、何をどうしたら何円節約できるのか、ということを知っておかなければいけない。

たとえば、1日数円の細々とした節約をしても労力がかかるばかりで費用対効果が悪い。

効率的な節約というのは、ネット回線やスマホ代、電気代、保険料の見直しなど、そういった年間数千円から数万円レベルで支出を減らせる行動のことを言う。

それらを実践するには、すこし想像しただけでもある程度の知識が必要だとわかるだろう。

会社を辞め、馬券が当たらず精神が病んできたときに冷静に実行できるかどうかと問われたら、たいていの人間は「No」と返すのではないだろうか。

だからこそ、あらかじめ知識を得て、事前に行動に移しておくことが大事なのだ。

馬券生活に入る前に節約をスタートしておけば、タネ銭も貯まることになる。一石二鳥だ。「これからギャンブルで生活しようとしているのに節約なんて」などと侮るべきではないことが、おわかり頂けただろうか。

競馬で生活するのは簡単ではない

かなり厳しいことを述べたが、すべて本当のことだ。

競馬で生活するというと、世間一般ではだらしないオヤジのような姿が想像されるかもしれないが、実際には逆だ。まったく正反対の、模範的な社会人のようなメンタルと行動力が必要となる。

つまり、普段からザツな仕事をして、収支を適当に勘定しているような状態では、けっして馬券生活者にはなれないのだ。

競馬で生活するための第一歩は、日常生活をいかにしっかりと生きるか、そこから始まっていると言っても過言ではない。

そして個人的には競馬で勝つ事は出来ても生きていく事は難しいと思っている。

何故なら偏りの存在を無視しており、一度でも一瞬でも限界値を振り切ってしまうともう退場を迫られ戻れない。

コストがかかる以上、コスト分は種銭から目減りしていき、より限界値を突破する可能性が高まるのだ。

馬券で生活できるレベルの金額を勝つにしても固定収入がないとメンタルも限界値も持たないというのが私の結論だ。

それでも目指すなら、それ以外に収入がある状態。

不労所得状態で目指すしかない。

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