ギャンブルでは先に選択した者が負ける。 チャーリー・ディックス
英国で活躍した伝説のギャンブラー
彼は、確実に勝敗の確率が1/2ならば、 2つの条件をつけて、どんな高額の賭けでも引き受けたそうだ。
それが下記。
1、賭け金が大きいこと。その金を失うと死ぬほどの打撃をこうむるほどの金額であることが望ましい。
2、たとえば、コインを投げた場合、表なら表、裏なら裏と賭けを申し出た当人が最初にコールすること。
なるほどと思う。
そんな変わるはずないと思うかもしれないが・・・・
私も不調タームの時、必ず選択を誤った。
4ヶ月間もの間だ。
何度も記載している森巣氏もこれを必勝法だと言っている。
懼れを持って打つ博奕は勝てない。なぜだかは知らない。とにかくそうなのだ。と。
また・・・
この話を聞いた、香港のギャンブルの胴元も同じことを言ったそうだ。
「これはギャンブルの必勝法である。 恐れをもったギャンブラーは決して勝てない。」と。
さて・・・
我々も何度体感してきただろうか、望む80%は引けなくても・・・
望まぬ20%は簡単に引けると・・・・
そういうことなのだ。
大金がかかって恐れていると・・・
どういうわけか、恐れがミスを呼ぶのだ。
強く願えば願うほど・・・
何故か逆を引き当てる。
恐れを感じれば感じるほどに・・・・
残り物には福があると言う日本のことわざも・・・
実はこれなんじゃないだろうか。
平常心で引く2分の1と恐れを抱いて引く2分の1では話がまるで違うのだ。
そう・・・
他のギャンブラーの言葉をひとつとっても・・・
いつも強気に行けとか、恐れるなとかある。
そして恐れさせろとも。
恐れを抱いた相手が選択する選択は間違えるのだ。
だから・・・・
ギャンブルの必勝法が・・・・
相手を恐れさせ、強気にミスをせず、相手のミスを誘発させることだとしたら・・・
恐れさせて先に選択をさせるのだ。
基本的に人はミスをして自滅するのだから・・・
先に選択させ続けておけば、いずれ自滅する。
何気に・・・
この言葉・・・
かなり考えさせられる言葉だ。
競馬の逆張りもそうじゃないか?
先に誰かに選択をさせ・・・
外れくじを引いてもらい消去法で臨むという・・・
そうか・・・
馬券でも・・・
オッズを見て・・・
2択で迷った時にどうしても堅い方を拾おうとしてしまう・・・
それは・・・
外れるかもしれないと言う恐れがあるから・・・
恐れてはならない。
そして・・・
少しでも恐れを感じたら・・・
選択してはならないのだ。
逆に選択は強気の時だけ・・・・
そういうことなんじゃないだろうか。
ちょっと目が覚める名言だ。
先に選択すると・・・・
迷いや後悔や恐れを呼び込み・・・・
人間のその念が結果に影響を与えるのではないのだろうか・・・・
乾坤一擲のギャンブルで勝つことがないのと一緒だ・・・・
乾坤一擲でなければ勝てることも結構あるのだけれども・・・・
迷いや恐れが生じるようなときは選択してはいけないのかもしれない・・・
それでも選択が必要な場合は・・・・
ルールという仕方がない理由がいるのだろうな・・・
そんなことを思わされた・・・・