どこから見ても完全無欠な馬って結局は「いない」というしかないんだけど、僕の競馬人生の中で最もそれに近かったと思われるのはシンボリルドルフですね 大川慶次郎

スポンサーリンク

ある朝、僕が美浦の調教スタンドから眺めていて、いっぺんに惹かれてしまった馬がいたんです

それがシンボリルドルフでダクからキャンターに移る時、脚さばきが「こりゃまるで芸術品じゃわい」思わせるほど素晴らしかった

力強さこそまだ感じさせないものの、体全体を使ったバネのよく効いた動き、節々が柔らかく、走るフォームにまったく無理がない

典型的な「ランナー」に出逢ったぞ、という衝撃でしたね

あれ以前も以後もずいぶん多くの馬のデビューを見てきましたが、あんなショックは空前絶後でしたよ

大川慶次郎競馬殿堂に、もし1頭だけ入れろ、といわれたら、僕は何十万頭という馬の中から文句なくルドルフを採用しますね 大川慶次郎

ご存じ競馬の神様と呼ばれた予想家。

予想家としては通算4度パーフェクト予想を達成した。

亡くなる直前に有馬記念でグラスワンダーの優勝を予想していたのを記憶に残っている。

皇帝シンボリルドルフについてのコメント

史上初の無敗の三冠馬

確かにずば抜けて強かったのだ思う。

だが・・・

ディープインパクトを見てしまった者としては・・・・

あの馬を超える馬がいるとは思えない。

強いとかじゃない。

確実におかしかった。

サイレンススズカもだが・・・

たらればは存在しないけれども・・・

それでも・・・

オルフェーブルにはおかしさは感じないが・・・

ディープインパクトにはおかしさが存在した。

天皇賞春や宝塚記念・・・

あの二つのレースを見れば・・・

ナリタブライアンもオルフェーブルもルドルフでも勝負になる気がしない。

可能性があるとしたら2000mまでの条件でサイレンススズカだけだと思うのだ。

個人的所感だけれども・・・・

毎日王冠のサイレンススズカはあれもおかしいし・・・

金鯱賞もそうだ・・・

オルフェーブルは確かに強いんだけれども・・・

強いというだけなんだよなあ・・・

まあ・・・

ブエナビスタやウォッカやダイワスカーレットもおかしい馬だったけれども・・・

オルフェーブルの有馬記念もおかしい馬たち相手に不利な条件で勝っているので・・・

やはりおかしい馬なのかもしれない・・・・

ただ、それでもディープの方が強いと思うのだ。

2017年現在で言えば、オルフェーブルも十分おかしいくらい強い馬だった・・・・・

大川慶次郎氏がディープインパクトを見たらなんと言っただろうなあ・・・

ただシンボリルドルフは先行して勝つので、安定感は間違いないと言える・・・・

無敗の三冠馬は今までシンボリルドルフとディープインパクトのみ・・・・

無敗のまま引退した3冠馬は存在しないが・・・・・

フランケルのような馬が出たらそれが日本の最強馬かもしれない・・・・

スポンサーリンク